
こんにちは、DTMオタクのNomです。
DTMを始めようと調べていると、必ず「DAW」という3文字に出くわします。読み方すら分からず、ソフトのことなのか機材のことなのか、最初はさっぱりでしたよね。
私自身、DTMを始めたばかりの頃は「DAWを用意しましょう」と言われても、それが具体的に何を指すのか分からず、何を買えばいいのか途方に暮れていました。
「DAWって、そもそも何て読むの…?(´;ω;`)」

結論から言うと、DAWとは「ダウ(またはディー・エー・ダブリュー)」と読み、パソコンで音楽を作るための中心となるソフトのことです。DTMをする上で必ず使う、いわば作業の土台になるソフトだと考えてください。
この記事でわかることは以下の3点です。
- DAWという言葉の意味と読み方、DTMとの違い
- DAWで具体的に何ができるのか、その役割
- 無料・有料それぞれの選び方と、初心者が失敗しないコツ
この記事は、これからDTMを始めたい初心者の方や、「DAWという言葉は聞くけど中身がよく分からない」という方に向けて執筆しています。
専門用語もできるだけかみ砕いて説明するので、DAWという言葉を初めて聞いた方でも、読み終わるころには自分が何を選べばいいかイメージできているはずです。
記事のポイント
- ポイント:DAWとはパソコンで音楽を作る中心ソフト
- ポイント:作曲・録音・編集・ミックスを1つで完結できる
- ポイント:初心者はまず無料のDAWで十分始められる
- ポイント:DAWとプラグインは別物なので混同しない
以下の記事も参考にしてみてください。
DAWとは何か?言葉の意味とDTMにおける役割
この章では、そもそもDAWとは何を指す言葉なのか、読み方や正式名称から、DTMの中でどんな役割を果たすのかという全体像を解説します。まずは「DAW=音楽制作の作業の中心になるソフト」だと押さえておけば、この先の機材やソフトの話もスッと頭に入ってきます。

ここから、DAWの意味と読み方、できることを順番に見ていきましょう。
DAWとは何の略?読み方と正式名称
DAWとは「Digital Audio Workstation(デジタル・オーディオ・ワークステーション)」の略で、パソコン上で音楽の録音・編集・ミックスをまとめて行うソフトのことです。
読み方は「ダウ」と読まれることが多いですが、「ディー・エー・ダブリュー」とアルファベットそのまま読む人もいます。どちらでも通じるので、自分が言いやすい方で問題ありません。直訳すると「デジタルの音声作業台」となり、まさにパソコンの中に音楽スタジオの作業机を丸ごと用意したようなイメージです。
つまり、DTMという音楽制作のスタイルを実現するために使う中心ソフトが、このDAWだと考えてください。DTMという大きな枠組みの中に、道具としてDAWがある、という関係です。
DAWでできることをやさしく解説

DAWでできることは、ざっくり言えば「打ち込み」「録音」「編集」「ミックス」という音楽制作の全工程です。これらをすべて1つのソフトの中で完結できるのが、DAW最大の特徴です。
たとえば、マウスでピアノやドラムの音符を置いていく打ち込み、マイクで歌やギターを取り込む録音、録った音の音量やタイミングを整える編集、最後に全体の音量バランスを調整するミックス。昔ならスタジオで何台もの機材を使って行っていた作業が、今はパソコンとDAW1つあれば自分の部屋で完結します。

曲作りに必要な作業を、1つのソフトで全部まかなえるのがDAWなのよ。
言ってしまえば、DAWは音楽制作における「キッチン」のようなものです。食材を切る、焼く、盛り付けるまでを1か所でこなすように、DAWは音を作って、並べて、仕上げるまでを一手に引き受けてくれます。これさえあれば、まず曲は形になります。
DAWとDTMの違いは何か
初心者がよく混乱するのが、DAWとDTMの違いです。結論から言うと、DTMは「パソコンで音楽を作る行為・スタイル全体」を指し、DAWは「そのために使う中心ソフト」を指します。
たとえるなら、DTMが「料理をすること」で、DAWが「コンロやまな板が一体になった調理台」のような関係です。料理という大きな行為の中で、調理台という道具を使う。同じように、DTMという活動の中で、DAWというソフトを使って音楽を組み立てていくわけです。
「DTMは活動、DAWは道具ってことか!」

その理解で完璧です。だから「DTMを始める=まずDAWを1つ用意する」とほぼイコールになります。DTMという言葉が活動の名前、DAWがその活動に欠かせない主役の道具だと整理しておけば、これからいろいろな情報に触れても迷わずに済みます。
DAWとプラグインを混同しないための基礎知識

もう一つ大事なのが、DAWとプラグインの違いです。プラグインとは、DAWに追加して使う音源やエフェクトのことで、それ単体では音楽制作はできません。
イメージとしては、DAWが「ゲーム機本体」、プラグインが「ゲームソフト」のような関係です。ゲームソフトだけ買っても本体がなければ遊べないのと同じで、プラグインだけ買ってもDAWがなければ曲は作れません。通販サイトのDTMカテゴリでは、この音源やエフェクトのプラグインがランキング上位に並ぶことが多く、これをDAW本体と勘違いして買ってしまうケースが本当に多いので注意してください。
まずはDAW本体を1つ用意する。これがDTMの正しい第一歩で、プラグインは後から必要に応じて足していくものだと覚えておけば、無駄な買い物をせずに済みます。
DAWとは初心者がどう選ぶ?無料・有料の選び方
ここからは、DAWとは初心者にとってどう選べばいいのか、無料と有料の違いや具体的な選び方を解説します。結論として、初心者はまず無料のDAWから始めるのが正解です。いきなり高価なソフトを買う必要はなく、まず触ってみて自分に合うか確かめてから投資すれば失敗しません。

無料DAW・有料DAW・選ぶ基準の順に、具体的に見ていきましょう。
無料DAWでできることと代表的なソフト
初心者にまずおすすめしたいのが無料DAWです。今の無料DAWは「有料に引けを取らないほど高機能」で、最初の1曲を完成させるには十分すぎる性能があります。
代表的なものをいくつか挙げると、MacやiPhone・iPadに最初から入っている「GarageBand」は、音源もエフェクトも豊富で追加購入なしですぐ始められます。WindowsでもMacでも使える「Cakewalk by BandLab」や、ギター・ボーカル録音に強い「Fender Studio」など、無料でも本格的に曲作りができる選択肢が揃っています。
「無料でもちゃんと曲が作れるんだ!」

私自身、最初はノートパソコンに無料DAWを入れただけの環境からスタートしました。まずは無料で「音を鳴らす楽しさ」を体感して、物足りなくなってから有料を検討する。この順番が、お金も無駄にならず一番おすすめです。
有料DAWの種類と価格帯の目安
無料で物足りなくなってきたら、いよいよ有料DAWの出番です。有料DAWは大きく分けて、定番のものでCubase、Studio One、Logic Pro、Ableton Liveなどがあり、それぞれ得意分野が少しずつ違います。
価格帯はグレードによって幅があり、入門グレードなら1万円台から、上位グレードでは数万円程度が目安です。Logic ProはMac専用で買い切り、Cubaseは打ち込みに強い、Ableton Liveはライブ演奏やループ制作に強いなど、それぞれに個性があります。最初から最上位グレードを選ぶ必要はなく、まずは入門〜中位グレードで十分です。
大事なのは値段の高さではなく、自分の作りたい音楽との相性です。多くの有料DAWには体験版が用意されているので、購入前に試してから決めると失敗が減ります。
主要なDAWの特徴を一覧にまとめると、以下のとおりです。価格はグレードやセールで変動するため、おおよその目安として見てください。
| DAW名 | 対応OS | 無料版 | 価格帯の目安 | 得意分野 |
|---|---|---|---|---|
| Cubase | Windows / Mac | 体験版あり | 約1万〜6万円 | 打ち込み・MIDI全般 |
| Studio One | Windows / Mac | 無料版あり | 約1万〜5万円 | 直感的操作・録音 |
| Logic Pro | Mac専用 | 体験版あり | 約3万円(買い切り) | 付属音源・コスパ |
| Ableton Live | Windows / Mac | 体験版あり | 約1万〜10万円 | ライブ・ループ制作 |
| FL Studio | Windows / Mac | 体験版あり | 約1.7万〜5万円 | 打ち込み・EDM |
| GarageBand | Mac / iOS | 完全無料 | 無料 | 初心者の入門 |
それぞれの公式サイトもまとめておきます。最新の価格や対応状況は、必ず公式で確認してから購入してください。
- Cubase(Steinberg)公式サイト
- Studio One(PreSonus)公式サイト
- Logic Pro(Apple)公式サイト
- Ableton Live 公式サイト
- FL Studio(Image-Line)公式サイト
- GarageBand(Apple)公式サイト
DAWを選ぶときに重視すべきポイント
DAWを選ぶときに重視してほしいのは、「使っているパソコンに対応しているか」「日本語の解説情報が多いか」の2点です。どんなに高機能でも、操作方法が分からなければ曲は完成しません。
たとえばLogic ProはMac専用なので、Windowsユーザーは選べません。また、定番のDAWほど解説記事や動画が豊富で、つまずいてもすぐに調べて解決できます。逆に情報の少ないマイナーなソフトを選ぶと、ちょっとした操作でつまずいたときに一人で抱え込みやすくなります。

「対応OS」と「日本語の情報量」、この2つを押さえれば選びで失敗しないのよ。
初心者ほど、機能の多さより「困ったときに調べやすいか」を優先するのが正解です。定番ソフトを選んでおけば、情報量という心強い味方が常に背中を押してくれます。
無料から有料DAWへ乗り換えるタイミング
無料DAWから有料へ乗り換えるベストなタイミングは、「無料版で物足りなさを感じた瞬間」です。具体的には、使えるトラック数が足りない、欲しい音源がない、と感じ始めたときが目安になります。
無料DAWの中には、同時に使えるトラック数や使える機能に制限があるものもあります。シンプルな曲なら問題ありませんが、たくさんの楽器を重ねる本格的な楽曲では手狭に感じることが出てきます。その「もっとこうしたい」という具体的な不満が出てきたときこそ、有料への乗り換えどきです。
逆に言えば、不満がないうちは無料のままで全く問題ありません。物足りなさを感じてから移ると、自分が何を求めているかがはっきりしているので、有料DAW選びでも迷わずに済みます。
DAWと一緒に揃えたい機材はある?

DAWを用意したら、次に揃えると快適になる機材についても触れておきます。結論として、最初はDAWとパソコンだけで十分ですが、本格的にやるならオーディオインターフェースやモニターヘッドホンがあると一気に作業がはかどります。
オーディオインターフェースは、マイクや楽器をパソコンに高音質で取り込んだり、音の遅れを減らしたりするための機材です。歌やギターを録音したいなら早めに欲しくなります。またモニターヘッドホンは、音を正確に聞き取ってミックスの精度を上げるための必需品です。ただ、これらはすべて「打ち込みだけの曲作り」では必須ではないので、必要を感じてから足していけば十分です。
「最初からぜんぶ揃えなくていいんだね(*ノωノ)」

まずはDAW1つで曲作りを始めて、録音や音質に不満が出てきたら機材を足す。この順番なら、お金を無駄にせず自分に必要なものだけを少しずつ揃えていけます。
まとめ:DAWとはDTMの中心になる音楽制作ソフト
結論として、DAWとはDTMの中心になる音楽制作ソフトのことで、作曲・録音・編集・ミックスまでを1つで完結できる、いわば曲作りの作業台です。これを1つ用意することが、DTMの実質的なスタートになります。
覚えておくべき最重要ポイントは以下の3つです。
- DAWとはパソコンで音楽を作る中心ソフトで、DTMはそれを使う活動全体を指す。
- 初心者はまず無料DAWでOK。物足りなくなったら有料へ乗り換える。
- DAW(本体)とプラグイン(追加の音源・エフェクト)を混同しない。
まずは手持ちのパソコンかスマホに無料のDAWを入れて、実際に音を鳴らすところから始めてみてください。一度「自分の作った音が鳴る」感動を味わえば、DAWという言葉も、DTMという世界も、一気に身近で楽しいものに変わるはずです。
参考


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